【初代ボンドカー】アストンマーティン DB MarkⅢ
1958年式 【アストン・マーティンDB Mark Ⅲ】が入庫しました
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「直線最後の1マイル、ジェームズ・ボンドはDBⅢ を疾風のように走らせた…」
初期【007】の小説の一節にあるように、初代ボンドカー【DB MkⅢ】はDB2シリーズの最終モデルとなり、
エレガントで洗練された高速グランド・ ツアラーとして人気を博しました。
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レースからのフィードバック、 弱点を徹底的に問い詰めたティックフォードによるボディ設計、
当時の豊富な資金はクルマを劇的に進化させ、アストン・ マーティンの中で最高のモデルの一つとして数えられています。
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1958年式の当個体は長年、 イギリスで著名なレースドライバーにより所有され、
レストアが施された後、1993年に日本へ輸入されました。
日本では英国車に精通されていた一人のオーナ様のもと、 2022年までの約30年間大切に乗り継がれてこられました。
ここ数年の間にはイギリスのASTON SERVICE-DORSETと連携を取り、エンジンのO/ Hを実施した他、
定期的に車検整備が実施されています。
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「このようなクルマは美術品のようなもので、 一時的に美術品を預かっているようなものですから。
だからできるだけいい状態で次の人に渡したい、 という気持ちですね」
(※SUPERCG 35 取材時の記述を抜粋)
この言葉からも分かるようにこの個体がいかに愛され、 大切に後世へ継承していきたいというオーナー様の気概が感じられ ます。
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「歴史を感じることができる最高の芸術品」 と言っても過言ではないほど、オリジナル性が高く、 素性のしっかりした個体です。
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是非この機会に、この素晴らしいヒストリーを受け継いでいただければ幸いです。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。