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【XK120】jaguarの栄光、始まりの1台

今回ご紹介するのは、1952年式 jaguar【XK120 OTS】

ウエストミニスターブルーのエクステリア、

スピードスター仕様にカスタマイズされた至極の1台となります

1952年、国内正規ディーラーのない当時、

新車並行で日本に輸入されて以降、国内で大切に乗り継がれてきた個体。

前述の通り、当車両の一番のポイントは「レーシングスタイル」に仕様変更されていることです。

前後バンパーを取り外し、Frウィンドウもアクリルに、シートもバケットシートに変更され、

ステアリングもブルックランズスタイルに変更されているところにこだわりを感じさせます。

ボディ一体型のヘッドレストも、型から造り、溶接されておりますので、

かなりのコストをかけて制作されたことがうかがい知れます。

【レーシングスタイルこそがXK120の本質】

1951年、XK120をベースに開発されたレーシングモデル【XK120C】

jaguarの名前を一流のモーターカーブランドとして不動の地位に確立させたモデルとなります。

【C-type】と呼ばれたこの1台は、1953年のルマン24時間耐久レースで優勝。

XK120の総合的な性能の高さを世界中に証明する結果となりました。

皆様お気づきのとおり、

1961年に誕生する、世界一美しい車と評された【E-type】へと続くモデルコードの誕生の瞬間です。

【jaguarの不朽の名作XKエンジンを心臓に】

jaguar初の完全自社開発【XK型直列6気筒DOHC】

その後30年以上、jaguarの心臓として採用され続けた名作のエンジンですが、

市販車として初めてこの名作を搭載したのがXK120 となります。

当時、市販車最速を誇ったXK120

モデル名にある通り、最高速は120mph(190km/h)を記録しました。

さらに当個体は、後継モデル【Xk140】のエンジンに乗せ換えられておりますので、
XK120のわずか1150㎏の車重の軽さをそのままに、30馬力アップのトルクフルな走りをご堪能いただけます。

レーシングスタイルにカスタムされ、エンジンはXK140 のものに。

どこまでも走りにこだわり、追求したのは、

Xk120の歴史にしっかりとフォーカスしているからこその、こだわりのカスタムではないでしょうか。

70年の時を越え、実際に現存し、これほどまでに美しいコンディションを維持していること自体が

非常に貴重なことになります。

是非この機会に、オートダイレクトにお越しくださいませ。