ポルシェ【最新が最良】か【クウレイ】か、いや、今こそ【997】か
歴代様々なポルシェを取り扱い、
多くのポルシェユーザー様とお話をする中で、
【911】を手に入れる動機には、様々なものがあると実感します。
それゆえに、【最新が最良】か、【クウレイ】か
30年、50年の年の差がありながら、
同額かそれ以上で流通する稀有な存在の【911】だからこそ
そこに様々な動機が生まれる面白さがあります。
さて、今回ピックアップするのは【type997】
クウレイでもなく、最新が最良のtype992でもなく、
ネオクラシックのtype996でもない。
まさにボトムラインに位置するtype997は、
【911デビューの方】【911の個性をリーズナブルに楽しみたい方】におススメです。
【コストパフォーマンスの高さ】
997の魅力は数多くありますが、
まず大前提に、911の走りを楽しめること。
そして、2000年半ばのモデルだからこその快適装備、機関性能、耐久の高さ、整備性、リセールの安定感。
トータルバランスから考えて、現在の911市場で最もコストパフォーマンスが高いと言えます。
条件の良い個体が新車時の半額程度で手に入るので、まさに、先に述べたユーザー様におススメしたいモデルとなります。
【なぜ911なのか】
それは、RRレイアウトから生まれる【911の面白さ】にあるのではないでしょうか。
911の面白さを一言で例えるのであれば、
【もっとも人間の運動に近い感覚があること】
アクセルを踏み込んだ時のリアタイヤで地面を蹴る感覚は、
人が足で地面を蹴る感覚を拡張させており、
911は世界中のクルマの中で、その感覚が最も強く、臨場感があり、
だからこそシンプルで楽しい。
【走る、止まる、曲がる】
人間に与えられた最もシンプルな【運動】を、
極限まで拡張して楽しめるのが【ポルシェ911】です。
今回入庫したのは、2006年式997カレラS
ベースカレラでもなく、ターボでもなく、4WDでもなく
カレラSこそ、その感覚、臨場感を極限までリアルにかつ刺激的に感じられるグレードと考えます。
さらにこの個体には贅沢にも【PCCB】がオプションセレクトされておりますので、
前述の【止まる】この運動をポルシェの最大限のパフォーマンスで楽しめます。
さて、今回は911の面白さに触れつつ、新しく入庫しましたtype997カレラSをご紹介しました。
10年、15年プレイヤーの997も、良好な個体が減ってきております。
今回入庫した個体は、オートダイレクトが自信を持ってご紹介できるグッドコンディションの1台。
皆様、是非この機会に911を手に入れてみてはいかがでしょうか。