メルセデスベンツ Sクラス 560SEL

バブル経済に沸く日本で一世を風靡したのがメルセデスベンツ。

その中でも最高峰に位置した一台がこの560SELです。

当時価格1300万円以上、限られた人間のみが手にすることを許された一台でした。

 

雑誌「GERMANCARS」にも取り上げられるほどの一台です。(2018/10号)

この車の最も魅力的なところは何よりスタイルにあります。

5ｍを悠々超える伸びやかなボディー、大きめのウインドウ、散りばめられたメッキパーツ、丁度良いホイールサイズ。

ベロアシートの毛並みも良く、まるで応接間にいるかのような心地よさ。

リクライニングは後部座席にも装備されており、極上の移動を実現します。その景色は当時の成功者、映画スターたちが見た景色と言っても過言ではありません。

現代はいかにコストを削るか考えられていますが、この時代の車はコストよりも品質を高め個性を追求して素晴らしい一台を造ることが優先されていました。

ドアを閉めたときの金庫のような音、ボディーの艶、ライトの造形、どこをとっても硬質感を随所に感じることができます。

 

この車両はずっと屋内ガレージ保管をされていたので、ヘッドライトやテールライト、メッキモール部分は新品のような輝きを保っています。ボディーの色褪せもありませんし、くすみもない。素晴らしい状態を保っています。

エンジンも一発始動、ノーズを上げてグイグイ加速します。前の見切りも良く、この巨体から想像もできないほど取り回しがしやすいです。乗り味はあくまでジェントル、静寂性は申し分ありません。

 

内にも外にも贅を尽くした高級感は今の時代だからこそ際立つのではないでしょうか。

明確なコンセプトとスタイルを持つ車はこれから先もう造られることはないでしょう。

加えて、今手に入れないとますます良い状態の個体を探すことも困難になると思われます。

 

圧倒的存在感を放つこの560SELを今こそ200万円台で手に入れて下さい。